白きくらげを買ってみたものの、袋から出した瞬間に「これ、どうするの?」と戸惑う人も多いと思います。
乾燥した状態はカサカサで軽くて、普段使うきのことはかなり違う見た目。
でも、水で戻して下ごしらえしてしまえば、そのあとは意外と普通に使えます。
鶏肉と一緒にスープに入れたり、きゅうりと和えてサラダにしたり、炒め物に加えたり。
やわらかく煮れば、フルーツと合わせたデザートにもできます。
ポイントは、最初の「戻し方」と、どのくらい火を入れるか。
この記事では、乾燥白きくらげの扱い方から、普段のごはんに入れやすい簡単レシピまで紹介します。
白きくらげってどんな食材?
白きくらげは、乾燥した状態で売られていることが多いきのこの一種です。
袋から出したばかりのものは、白っぽく縮れていて、とても軽いです。
このまま食べるものではなく、基本は水で戻してから料理に使います。
水を吸うとふわっと広がって、乾燥していたときとはかなり見た目が変わります。
食感も特徴的です。
短めに火を通すとコリッとした感じが残り、長めに煮るとやわらかくなっていきます。
なので、サラダとデザートでは、同じ白きくらげでもかなり印象が変わります。
「きくらげ=炒め物」というイメージがある人ほど、使ってみると意外かもしれません。
まずは白きくらげを水で戻す
白きくらげで最初につまずきやすいのが、ここです。
とはいえ、特別な道具はいりません。

水に浸してふくらませる
乾燥白きくらげをボウルに入れ、しっかり浸かるくらいの水を加えます。
しばらくすると、水を吸って少しずつふくらんできます。
戻し時間は商品によって違うので、パッケージに目安が書かれていれば、そちらを確認してください。
乾燥状態では少なく見えても、戻すとかさが増えます。
初めてなら、「ちょっと少ないかな?」くらいから始めたほうがちょうどいいです。
かたい部分だけ取り除く
水で戻したら、中心付近を触ってみます。
少しかたい部分が残っていたら、そこだけ取り除きます。
全部をきれいに切り揃えなくても大丈夫。
やわらかい部分まで削る必要はありません。
指で触って「ここだけ明らかにかたいな」と感じるところを外すくらいで十分です。
あとは食べやすい大きさに
下ごしらえが終わったら、料理に合わせて分けます。
スープなら少し大きめでもいいですし、サラダならひと口で食べやすいくらいに。
包丁を使ってもいいですが、戻した白きくらげは手でもちぎれます。
きっちり同じ大きさにしなくていいので、このあたりはかなり気楽です。
白きくらげを使った簡単レシピ
白きくらげは、薬膳料理を一から作らなくても使えます。
むしろ、普段作っている料理に入れるほうが出番を作りやすいです。
鶏肉と野菜のスープに入れる
最初の一品なら、スープが使いやすいです。
鶏もも肉、白菜、きのこ、長ねぎ。
いつもの鶏ガラスープに、戻した白きくらげを加えます。
材料の目安は、
- 鶏もも肉
- 白菜
- しめじなどのきのこ
- 白きくらげ
- 長ねぎ
- 鶏がらスープの素
- 塩、こしょう
鶏肉と野菜に火が通ってきたら、白きくらげを加えます。
コリッとした食感を残したいなら、煮すぎないほうが好み。
もう少しやわらかくしたい日は、少し長めに火を入れます。
白きくらげ自体の味が強くないので、スープ全体の味を大きく変えにくいのも使いやすいところです。
クコの実やなつめがあれば、一緒に加えても。

きゅうりと合わせて中華風サラダに
スープとは違う食感を楽しみたいなら、サラダに。
戻した白きくらげをさっと火に通して冷まし、きゅうりや春雨と合わせます。
味付けは、しょうゆ・酢・ごま油を使った中華風が合わせやすいです。
ここでは、白きくらげを小さくしすぎないのがポイント。
少し大きめに残したほうが、コリコリした食感がしっかり感じられます。
暑い日や、さっぱりした副菜が欲しいときにも使いやすい一品です。
豚肉や青菜とさっと炒める
冷蔵庫にある野菜を使いたい日は、炒め物でも。
豚肉、青菜、きのこなどを炒めて、最後のほうに白きくらげを加えます。
ずっと火を入れ続けるより、さっと合わせるくらいのほうが食感が残ります。
味付けは塩味でも、中華風でも。
「白きくらげを使うために料理を考える」というより、いつもの炒め物に足すくらいの感覚で使えます。
フルーツと合わせて冷たいデザートに
白きくらげは、甘い食べ方もできます。
やわらかめになるまで煮て冷まし、フルーツやシロップと合わせます。
みかん、桃、梨など、やわらかい果物と組み合わせると食べやすいです。
サラダで食べたときのコリコリ感とはかなり違って、やわらかな食感になります。
「きくらげを甘くして食べるの?」と思うかもしれませんが、白きくらげ自体の味が強くないので、デザートにもなじみます。
ヨーグルトに少し加えても
しっかり煮てやわらかくした白きくらげなら、ヨーグルトに合わせる使い方もあります。
フルーツと一緒にのせれば、朝食やおやつにも。
いちごやキウイ、みかんなど色のある果物を添えると、白きくらげだけのときより見た目もまとまります。
一袋を全部スープで使おうとすると、途中で飽きることもあります。
そんなときに甘い食べ方を挟むと、使い道がかなり広がります。
食感を残す?やわらかくする?加熱時間で変わる
白きくらげのおもしろいところは、火の入れ方で食感が変わるところです。
サラダや炒め物なら、コリコリ感を残したいので短め。
スープなら、少しやわらかくなるくらい。
デザートでは、さらに長めに煮てやわらかな食感にすることもあります。
「○分が正解」と決めてしまうより、途中で少し食べてみるほうが失敗しにくいです。
もう少し歯ごたえが欲しいなら早めに。
やわらかいほうが好きなら、もう少し煮る。
同じ白きくらげでも、料理によって変えていいんです。
乾燥白きくらげを買うときに見ておきたいこと
通販で探すと、白きくらげにもいろいろな商品があります。
初めてなら、まず内容量を見ておくのがおすすめです。
思ったより増えるので、大袋じゃなくてもいい
乾燥白きくらげは、水で戻すとかさが増えます。
袋の状態では「これならすぐなくなりそう」と思っても、実際に戻すと意外と量があります。
最初から大容量を買わなくても大丈夫です。
何回か使ってみて、「スープによく入れる」「サラダにも使う」と分かってから、大きめの袋に変えても遅くありません。
原産地や商品表示も確認
同じ白きくらげでも、商品によって原産地や加工方法などは違います。
通販なら、商品ページに書かれている原材料や原産地の表示も確認しておきましょう。
内容量だけで決めず、商品説明も一度見ておくと選びやすいです。
大きなかたまりか、小さめか
乾燥状態の形も商品によって違います。
大きなかたまりになっているものもあれば、比較的小さく分かれているものもあります。
毎回少しずつ使いたいなら、小分けしやすそうなもののほうがラクかもしれません。
料理に使う量をイメージしながら写真を見ると選びやすいです。
開封後に保存しやすい袋だとラク
白きくらげは、一度で使い切らないことが多い食材です。
保存容器へ移さないなら、チャック付きの袋だと扱いやすいです。
毎回輪ゴムやクリップで留めるのが面倒な人は、こういうところも見ておくとあとがラクです。
白きくらげはどこで買える?
白きくらげは、中華食材を扱うスーパーや輸入食品店、専門店などで見つかることがあります。
ただ、近所のお店では種類が少なかったり、取り扱いがなかったりすることも。
いくつか比べたいなら、通販のほうが探しやすいです。
楽天市場では、
- 乾燥白きくらげ
- 大容量タイプ
- なつめやクコの実とのセット
- 複数の乾燥食材が入ったセット
などが見つかります。
「まず白きくらげだけ試したい」なら小容量。
なつめやクコの実も気になっているなら、少量ずつ入ったセットを見るのもありです。
白きくらげは、戻し方が分かるとぐっと使いやすくなる
乾燥した白きくらげを見ると、最初はちょっと扱いにくそうに感じます。
でも、水で戻して、かたいところを取って、食べやすくちぎる。
やることはこれくらいです。
あとは、その日の献立に合わせるだけ。
スープの日はそのまま鍋へ。
副菜が欲しい日は中華サラダ。
炒め物にも使えるし、しっかり煮れば甘いデザートにも回せます。
一袋を一つの料理だけで使い切ろうとしないほうが、むしろ白きくらげは使いやすいです。
まずは家にある鶏肉や野菜と一緒に、スープから試してみると取り入れやすいですよ。
