スーパーやコンビニで出会う焼き芋のあの甘い香りに誘われ、つい買い足してしまうこと、ありますよね。
家に帰ってから食べ始めると、意外とすぐにお腹がいっぱいになってしまったり、思ったより多く買ってしまい食べきれなかったりすることも。
そんな時、焼き芋の最適な保存方法や、どれくらい持つのかが気になるところです。そこで今回は、焼き芋の保存法について詳しく解説します。
焼き芋は作り置きできる?
適切な保存方法さえ守れば、焼き芋の作り置きは全く問題ありません。保存方法に応じて持ち時間が異なりますが、冷凍、冷蔵、室温とあらゆる方法での保存が可能です。
夏場の焼き芋の保存について
夏は食品の保存に特に気を使いますよね。夏でも焼き芋の事前準備は可能ですが、室温での保存は避けた方が無難です。夏の間は、冷凍や冷蔵での保存をおすすめします。
焼き芋を冷凍で長持ちさせるコツ
焼き芋を長く保存するには、冷凍が一番の方法です。
ここでは、冷凍保存に最適な手順をご紹介します。
焼き芋を冷凍する際のポイント
冷凍保存にはいくつかの重要なポイントがあります。
・焼き芋が完全に冷めていることを確認する
・表面の水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取る
・一本ごと、または食べやすいサイズにカットし、食品用ラップで包む
これらのポイントを守ることで、焼き芋を冷凍保存できます。解凍は電子レンジで約3分、特に甘くてネットリした蜜芋は生の状態で傷みやすいので、冷凍がおすすめです。
冷凍保存した焼き芋の保存期間
冷凍した焼き芋は、およそ2週間から1か月程度保存が可能です。作り置きにはぴったりの保存方法です。
冷蔵での焼き芋保存法
焼き芋は適切に冷蔵することで、新鮮な状態を保つことができます。その方法を見てみましょう。
冷蔵保存の正しい手順
焼き芋を冷蔵で保存する際には、以下のステップを踏みましょう。
・室温まで冷まし、触れられるほどの温度にする
・個別にラップをして冷蔵庫で保管する
この方法なら、焼き芋は美味しさを保ちますし、冷たいままでも、または電子レンジで温め直しても美味しくいただけます。すでにカットされた焼き芋も同様に保存できます。
冷蔵での保存期間
冷蔵での保存は、大体4日程度が目安です。しかし、カット済みや食べかけの焼き芋は2日以内に食べることをお勧めします。
室温での焼き芋保存方法
温度や湿度の高い時期を除き、焼き芋は室温でも保存できます。
室温での保存手順
室温で焼き芋を保存する際には、以下の方法をお試しください。
・新聞紙で包み、直射日光の当たらない場所に置く
ただし、カットしたり食べかけの焼き芋は室温保存には向かないため、冷蔵または冷凍での保存を選びましょう。
室温での保存期間
通常、室温での保存は1~2日が限度です。この期間内に楽しんでください。
さつまいもが痛んでいるサイン
さつまいもは多くの人に愛される食材ですが、保存しているうちに変色や不快な臭いが発生することがあります。これらは、さつまいもが焼き芋に適していないサインなので、早めにチェックしましょう。
・黒くなる
・緑色がかる
・オレンジやピンクに変色する
・カビが生える
・苦味がする
・腐敗している
まとめ
さつまいもの保存方法についてご紹介しました。どの方法も比較的簡単に実行できると思います。特に大量に調理したい時や、長期保存を考えている場合には冷凍がおすすめです。
さらに、食べ残しが出やすい場合は、予めカットして冷凍や冷蔵しておくと便利です。ぜひ試してみてください。