じゃがいもを箱でもらったり、安い日にまとめ買いしたりすると、最初は「やった!」と思うんですが、数日たつと、
「……これ、全部使い切れるかな?」
となることがありますよね。
肉じゃが、カレー、ポテトサラダ。定番を何品か作ってみても、まだ袋の中にごろごろ残っている。
だからといって、毎日じゃがいも料理にするのもさすがに飽きます。
そんなときは、無理に食べ切ろうとせず、使いやすいところまで下ごしらえして冷凍しておくとかなり気がラクです。
我が家でやるなら、
- マッシュして冷凍
- 加熱して角切りのまま冷凍
- いももちなど途中まで作って冷凍
このあたりが使いやすいです。
冷凍庫にじゃがいものストックがあると、「あと一品どうしよう」という日にも助かります。
コロッケ、スープ、グラタン、ジャーマンポテトなど、意外と使い道も多いんですよ。
この記事では、じゃがいもが大量にあるときの冷凍方法から、作り置きのアイデア、冷凍したあとの使い方までまとめています。
「芽が出る前になんとかしたい」という方は、できそうなところから試してみてください。

じゃがいもが大量にあるなら、全部を料理しなくてOK
じゃがいもが10個、20個あると、
「早く使わなきゃ」
とちょっと焦りますよね。
でも、全部を今日明日で食べ切る必要はありません。
むしろ最初に、
すぐ食べる分・そのまま保存する分・冷凍する分
に分けてしまったほうがラクです。
たとえば15個くらいあるなら、
- 5個はそのまま残す
- 5個はマッシュして冷凍
- 5個は角切りにして加熱冷凍
くらいでも十分。
こうしておけば、残しておいた分は肉じゃがやカレーに、マッシュした分はコロッケやスープに使えます。
全部をポテトサラダにしてしまうより、あとでずっと使いやすいです。
生でも冷凍できるけど、使いやすさなら加熱後
じゃがいもは「生では冷凍できない」と思われがちですが、生の状態でも冷凍はできます。
ただ、生のまま大きなかたまりで冷凍すると、解凍後に食感が変わりやすいのが気になるところ。
大量にあるじゃがいもを作り置き目的で冷凍するなら、個人的には加熱してから冷凍するほうが使いやすいと思います。
なかでもマッシュポテトは便利です。
何に使うか決めていなくても、
「今日はコロッケにしよう」
「スープに入れよう」
「チーズをのせて焼こう」
と、あとから決められます。
じゃがいもがたくさんあって、とりあえず何とかしておきたいときは、まずマッシュにしておくと失敗しにくいです。
大量消費しやすい冷凍方法はこの3つ
じゃがいもを冷凍するなら、全部同じ形にするより、2〜3種類に分けておくと後がラクです。
ここでは、家でもやりやすい3パターンを紹介します。
①マッシュポテトにして冷凍
じゃがいもを一気に減らしたいなら、マッシュが手っ取り早いです。
作り方も難しくありません。
- 皮をむく
- 芽があれば取り除く
- 適当な大きさに切る
- 茹でる・蒸す・レンジなどでやわらかくする
- 熱いうちにつぶす
- 粗熱を取る
- 1回分ずつ包んで冷凍する
じゃがいもの量が多いと、茹でるだけでも意外と大仕事です。
「鍋を出してお湯を沸かすのが面倒……」という日は、電子レンジ用の蒸し器やシリコンスチーマーがあると下ごしらえがかなりラクになります。
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じゃがいもがやわらかくなったら、熱いうちにつぶします。

2〜3個くらいならフォークでも十分ですが、10個近くまとめてつぶすとなると、思った以上に手が疲れます。
大量消費をよくするなら、ポテトマッシャーがひとつあるとかなり便利です。
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冷凍するときは、丸いかたまりにするより、薄く平らにしておくのがおすすめ。
冷凍庫の中でも場所を取りにくいですし、使うときにも解凍しやすいです。
味付けは最初から濃くしないほうが便利。
塩を少し入れるくらいにしておけば、
- コロッケ
- いももち
- ポタージュ
- グラタン
- 付け合わせ
と、いろいろ使えます。
「何を作るかまだ決めてない」というじゃがいもほど、マッシュにしておくと後で助かります。
②角切りやくし形で加熱して冷凍
全部マッシュにしてしまうと、炒め物や焼き物に使いたいときに困ります。
なので、形を残したじゃがいもも少し作っておくと便利です。
使いやすいのは、
- ひと口大
- 角切り
- くし形
- 厚めの輪切り
あたり。
茹でる、蒸す、レンジで加熱するなどして、ある程度火を通してから冷凍します。
この状態なら、
ジャーマンポテト、グラタン、スープ、カレー、チーズ焼きなどにそのまま回せます。
夕食を作るときに、じゃがいもへ一から火を通さなくていいだけでも結構ラクです。
保存するときは、表面の水分を軽く拭いてから袋へ入れておくと扱いやすくなります。

角切りポテトや、形を崩したくない作り置きは、保存袋ではなく冷凍対応の保存容器に入れておく方法もあります。
冷凍と電子レンジの両方に対応しているタイプなら、保存した容器のまま温めやすいのも便利です。
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③いももちやコロッケの途中まで作って冷凍
「解凍してから料理するのも面倒」
という人は、もう一段階進めてしまってもいいです。
たとえば、いももち。
マッシュしたじゃがいもに片栗粉を混ぜて、丸く成形するところまでやって冷凍。
食べる日は焼くだけです。
中にチーズを入れておけば、ちょっとしたおやつにもなります。
コロッケも、タネを作って成形するところまで済ませておくと便利。
時間がある日に少しまとめて仕込んでおくだけで、平日のごはん作りがかなり軽くなります。
冷凍じゃがいもはこんな料理に使える
冷凍したはいいものの、
「これ、結局何に使おう?」
となると、そのまま冷凍庫の奥へ行きがちです。
なので、最初から使い道をいくつか覚えておくと安心です。
コロッケ
マッシュポテトがあれば、コロッケの面倒な工程がかなり終わっています。
解凍したマッシュに、炒めたひき肉と玉ねぎを混ぜて形を整え、衣を付ければOK。
普通のコロッケに飽きたら、
- カレー粉
- チーズ
- コーン
などを加えるのもありです。
じゃがいもを何個も使えるので、大量消費したいときにも向いています。
いももち
いももちは、マッシュポテトを冷凍しておくとかなり簡単。
片栗粉を混ぜて丸め、フライパンで両面を焼くだけです。
甘辛しょうゆも合いますし、チーズを中に入れてもおいしいです。
朝ごはんや軽いお昼、おやつにも使えます。
ジャーマンポテト
角切りやくし形の冷凍じゃがいもがあるなら、ベーコンやウインナーと炒めるだけ。
玉ねぎを足して、塩こしょうで味を整えれば一品になります。
じゃがいもにはすでに火が通っているので、
「まだ中が硬い……」
となりにくいのもうれしいところです。
ポテトチーズ焼き
料理する気力があまりない日は、チーズ焼きがラクです。
耐熱皿にじゃがいもを入れて、
- マヨネーズ
- ケチャップ
- ミートソース
- チーズ
などをのせて焼くだけ。
これだけでも十分おかずになります。
冷蔵庫に半端なベーコンやきのこがあれば、一緒にのせてしまってもいいですね。
ポタージュやミルクスープ
冷凍後のじゃがいもの食感がちょっと気になるときは、スープにしてしまう方法もあります。
マッシュポテトに牛乳や豆乳、コンソメを加えて温めれば、簡単なポタージュになります。
玉ねぎやベーコンを足せば、朝ごはんにも使いやすいです。
冷凍マッシュを使えば、じゃがいもの皮をむいて茹でるところから始めなくていいので楽ですよ。
グラタン
じゃがいもとチーズはやっぱり相性がいいです。
耐熱皿に冷凍じゃがいもを入れて、ホワイトソースやミートソースをかけ、チーズをのせて焼けば完成。
マッシュでも角切りでも作れます。
「ご飯を炊くのも面倒」という日は、少し多めに作れば主食代わりにもなります。

じゃがいもは3種類くらいに分けておくと飽きにくい
じゃがいもが大量にあるときにやりがちなのが、全部同じ形で保存すること。
もちろんそれでもいいのですが、後から見ると、
「またマッシュか……」
となることがあります。
なので、
| 保存のしかた | 使いやすい料理 |
|---|---|
| そのまま | 肉じゃが、カレー、煮物 |
| マッシュ冷凍 | コロッケ、いももち、スープ |
| 加熱して角切り冷凍 | 炒め物、グラタン、チーズ焼き |
| 半調理 | いももち、コロッケ |
という感じで分けておくとラクです。
大量消費というと「早く食べ切る」イメージがありますが、傷む前に冷凍しておくのも立派な消費方法です。
無理に毎日じゃがいも料理を作らなくて大丈夫です。
冷凍して「失敗したかも」となりやすいポイント
じゃがいもの冷凍でありがちなのが、
「なんかべちゃっとした」
「食感が前と違う」
「袋の中が霜だらけ」
という状態。
ちょっとしたところを変えるだけで、かなり使いやすくなります。
熱いまま袋に入れない
加熱したじゃがいもを、まだ熱いまま冷凍用の袋に入れるのは避けたほうが無難です。
袋の中に水滴がつきやすくなり、霜やべたつきにつながります。
急いでいても、粗熱が取れるまでは少し置いておきましょう。
水分を残しすぎない
茹でたじゃがいもは、表面に水分がついています。
そのまま冷凍するより、キッチンペーパーなどで軽く水気を取っておくほうが扱いやすいです。
マッシュする場合も、水っぽい状態のまま保存しないほうが使いやすくなります。
一回分ずつ分ける
大量にあるからといって、大きな保存袋に全部入れると後で困ります。
一度凍ると、じゃがいも同士がくっついて必要な分だけ取り出せないことも。
「副菜1回分」「スープ1回分」くらいに小分けしておくのがおすすめです。
きっちり100g、200gと量らなくても大丈夫。
自分の家で使いやすい量で十分です。
薄くして保存する
マッシュポテトは薄くしておくと、本当に使いやすいです。
冷凍庫にも入れやすいですし、解凍も早め。
保存袋の上から軽く押して平らにしておくだけでも違います。

こういう保存には、冷凍対応のフリーザーバッグが使いやすいです。
平らにしたマッシュポテトを重ねたり、立てて収納したりしやすいので、冷凍庫のスペースも取りにくくなります。
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日付を書いておく
冷凍庫に入れた瞬間は覚えているんですが、2週間後には分からなくなります。
「これ、いつのじゃがいもだっけ?」
となる前に、保存袋へ日付を書いておくと安心。
古いものから順番に使えます。
解凍せず、そのまま使える料理もある
冷凍したじゃがいもは、毎回きっちり解凍する必要はありません。
スープやカレー、煮込み料理なら、凍ったまま鍋へ入れて使えることもあります。
これはかなりラクです。
冷凍庫を開けて、
「何か足せるものないかな」
というときにも便利。
一方で、
- コロッケ
- いももち
- ポテトサラダ
など、混ぜたり成形したりする料理は、ある程度解凍してから使ったほうが作りやすいです。
冷凍したじゃがいもをどう使うかで、解凍方法を変えればOK。
毎回同じやり方にする必要はありません。
芽や緑色になった部分は冷凍前にチェック
じゃがいもが大量にあると、使い切るまでに芽が出てくることがあります。
冷凍する前に、ここは必ず確認しておきたいところです。
芽が出ていたら、根元までしっかり取り除きます。
また、皮が緑色になっている部分も要注意。
じゃがいもの芽や緑色の部分には、ソラニンやチャコニンといった天然毒素が多く含まれることがあります。
「火を通せば大丈夫でしょ」
と思いがちですが、加熱だけに頼るのは避けたほうが安心です。
下ごしらえの段階でしっかり取り除いておきましょう。
中心まで緑色になっているものは、無理に食べないようにしてください。
大量のじゃがいもはこんな感じで回すとラク
せっかく冷凍したのに、ずっと冷凍庫に入ったままではもったいないですよね。
ざっくりでいいので、使う流れを考えておくと消費しやすくなります。
たとえば、
| 日 | メニュー例 |
|---|---|
| 1日目 | 肉じゃが |
| 2日目 | ジャーマンポテト |
| 3日目 | コロッケ |
| 4日目 | ポタージュ |
| 5日目 | いももち |
| 6日目 | ポテトグラタン |
| 7日目 | スープやカレーに追加 |
もちろん、毎日じゃがいもにする必要はありません。
1週間後でも、もう少し先でも、冷凍してあれば使えます。
大事なのは、
「今日中に全部食べ切らなきゃ」と思わないこと。
今日は下ごしらえだけ。
料理するのはまた今度。
それくらいでちょうどいいです。
じゃがいもの冷凍ストックにあると便利なもの
ここまで読んで、
「じゃがいもをまとめて冷凍してみようかな」
と思ったら、特別なキッチン用品をたくさんそろえる必要はありません。
あると助かるのは、このあたりです。
- 加熱をラクにする電子レンジ蒸し器
- 大量のじゃがいもをつぶしやすいポテトマッシャー
- マッシュポテトを平らに冷凍できるフリーザーバッグ
- 角切りや半調理品を入れやすい冷凍対応保存容器
全部を一度にそろえなくても大丈夫。
今いちばん面倒に感じている作業に合わせて選ぶと使いやすいです。
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まとめ|余ったじゃがいもは「料理」ではなく「冷凍ストック」にしてしまおう
じゃがいもが大量にあると、
「何を作れば減るかな?」
と考えてしまいますよね。
でも、無理に料理へ変えなくても大丈夫です。
食べ切れそうにない分は、
- マッシュする
- 加熱して角切りにする
- いももちなど途中まで作る
ところまでやって、冷凍してしまえばOK。
特にマッシュポテトは使い道が多く、コロッケ、スープ、グラタン、いももちなどへ回しやすいです。
冷凍するときは、
- 粗熱を取る
- 水分を残しすぎない
- 一回分ずつ分ける
- 薄くして保存する
- 日付を書いておく
このあたりだけ押さえておけば、後からかなり使いやすくなります。
じゃがいもが大量にあると、全部を早く使い切らなきゃと焦ってしまいますが、今日やるのは下ごしらえだけでも十分。
冷凍庫にじゃがいものストックがあると、忙しい日の「あと一品」にも使えます。
余らせてしまいそうなときは、無理に食べ切ろうとせず、未来の自分がラクできる形にして冷凍しておくのがおすすめです。

