じゃがいもを箱でもらったり、安い日にまとめ買いしたりして、
「うれしいけど、これ全部どうしよう……」
となること、ありませんか?
肉じゃがに使って、カレーにも入れて、それでもまだ残っている。
そんなときは、1個ずつ副菜に使うより、一度に3〜5個くらい使える料理を何品か覚えておくとかなりラクです。
じゃがいもは、焼けばカリッ、煮ればほくほく。つぶせばポテトサラダにもできるし、スープにも入れられます。
同じじゃがいもでも、作り方を少し変えるだけで意外と飽きません。
この記事では、
- じゃがいもを一気に減らせる主菜
- あと一品に使いやすい副菜
- 忙しい日に助かるレンジレシピ
- スープや作り置きへの使い回し
- 大量にあるときの保存方法
をまとめました。
「今日とりあえず何個か減らしたい」という方は、下の表から作れそうなものを選んでみてください。
| レシピ | じゃがいもの目安 | こんな日に |
|---|---|---|
| チーズガレット | 4個 | とにかく早く減らしたい |
| 豚こま甘辛炒め | 4個 | ごはんが進むおかずがほしい |
| ジャーマンポテト | 3〜4個 | 冷蔵庫にウインナーがある |
| チーズ焼き | 4〜5個 | 子どもも食べやすい料理にしたい |
| のり塩ポテト | 3個 | あと一品ほしい |
| ポテトサラダ | 3〜4個 | 火をあまり使いたくない |
| 甘辛じゃがいも | 3個 | お弁当にも使いたい |
| 具だくさんスープ | 3〜4個 | 野菜も一緒に片付けたい |
じゃがいもを大量消費するなら、まず主菜で使う

じゃがいもがなかなか減らないとき、毎回1個ずつ使っていると意外と減りません。
なので最初は、3〜5個まとめて使える料理から。
4人分なら、炒め物やチーズ焼き、ガレットに4個前後使ってもそこまで多く感じないと思います。
そのあとにスープや副菜へ回していくと、無理なく減らせます。
レンジで先に火を通しておくとかなりラク
じゃがいも料理で地味に面倒なのが、「火が通るまで時間がかかること」。
そこはレンジに頼ってしまって大丈夫です。
一口大に切ったじゃがいもを耐熱容器に入れ、ふんわりラップをして先に加熱。
そのあとフライパンで焼いたり、味を絡めたりすれば、かなり時短になります。
ジャーマンポテト、甘辛炒め、のり塩ポテトあたりは、このやり方がラクです。
完全にやわらかくする必要はありません。
少しかためのところで止めて、最後をフライパンで仕上げると崩れにくいですよ。
レンジ加熱をよく使うなら、野菜用のレンジ蒸し器があるとさらにラクです。水切りまでしやすいタイプなら、じゃがいもだけでなくブロッコリーやにんじんの下ごしらえにも使えます。
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じゃがいもをたっぷり使える簡単メインおかず
「とりあえず数を減らしたい!」というときは、まずここから。
家にありそうな材料で作れるものを集めました。
じゃがいも4個でカリカリチーズガレット
じゃがいもを一気に使いたい日にかなり便利なのがガレット。
千切りにして焼くだけなのに、外はカリッ、中はほくっと仕上がります。

材料・2〜3人分
- じゃがいも……4個
- ピザ用チーズ……50〜60g
- 片栗粉……大さじ1
- 塩……少々
- こしょう……少々
- 油……適量
作り方
- じゃがいもを細切りにする
- チーズ、片栗粉、塩、こしょうを混ぜる
- フライパンに油をひいて広げる
- フライ返しで軽く押さえながら焼く
- 焼き色がついたら裏返し、反対側もこんがり焼く
じゃがいも4個を包丁で細切りにするのは、やってみるとけっこう大変です。
ガレットをよく作るなら、千切りスライサーを使ってしまうのもあり。太さがそろいやすいので、火の通りにもムラが出にくくなります。
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ベーコンを入れてもいいし、ツナやコーンを混ぜても合います。
冷蔵庫にちょっとだけ残っているものを一緒に入れてしまうのもあり。
じゃがいもと豚こまの甘辛炒め
じゃがいもだけだと少し物足りない日は、豚こまと合わせると一気にメインっぽくなります。
甘辛味なので、ごはんにもよく合います。
材料・3〜4人分
- じゃがいも……4個
- 豚こま切れ肉……250g
- しょうゆ……大さじ2
- みりん……大さじ2
- 砂糖……大さじ1
- 油……適量
作り方
- じゃがいもを一口大に切る
- レンジで少しかために加熱する
- フライパンで豚こまを炒める
- じゃがいもを加える
- 調味料を入れて、汁気が少なくなるまで炒める
じゃがいもの表面を少し焼いてから調味料を入れると、香ばしくなります。
黒こしょうを多めに振るのもおすすめです。
ウインナーがあればジャーマンポテト
「買い物に行きたくないな」という日に助かるのがこれ。
じゃがいも、玉ねぎ、ウインナーがあれば作れます。

材料・3〜4人分
- じゃがいも……3〜4個
- 玉ねぎ……1/2個
- ウインナー……5〜6本
- 塩……少々
- こしょう……少々
- 油またはバター……適量
じゃがいもは先にレンジへ。
フライパンで玉ねぎとウインナーを炒め、そこへじゃがいもを加えて焼き色をつけます。
塩こしょうだけでもいいですが、粒マスタードを添えるとちょっと大人っぽい味に。
しょうゆをほんの少し垂らすと、ごはんにも合わせやすくなります。
じゃがいも4〜5個を使えるチーズ焼き
一度にたくさん使いたいなら、チーズ焼きもかなり優秀です。
耐熱皿いっぱいに作ると、じゃがいも4〜5個くらいはすぐなくなります。
材料・3〜4人分
- じゃがいも……4〜5個
- ベーコン……4枚ほど
- ピザ用チーズ……好きな量
- 塩・こしょう……少々
- マヨネーズ……適量
薄切りにしたじゃがいもをレンジで加熱し、耐熱皿へ。
ベーコン、マヨネーズ、チーズをのせて焼くだけです。
ホワイトソースを作らなくても十分おいしいので、
「グラタンっぽいものが食べたいけど、そこまで頑張りたくない」
という日にもいいですよ。
あと一品に使いやすいじゃがいも副菜
メインだけで毎日じゃがいもを出すと、さすがに家族も飽きてきます。
そんなときは副菜に回すと使いやすいです。
のり塩ころころポテト
小さめに切って焼くだけなので、とても簡単。
じゃがいも3個を2cm角くらいに切り、レンジで軽く火を通します。
フライパンに少し多めの油を入れ、表面がカリッとするまで焼いたら、塩と青のりを振れば完成です。
粉チーズをかけても合います。
揚げなくても十分カリカリになるので、後片付けもラク。
レンジでポテトサラダ
ポテトサラダも、じゃがいもを3〜4個まとめて使える定番です。
小さく切ってレンジでやわらかくしたら、熱いうちにつぶします。
そこへ、
- マヨネーズ
- 塩・こしょう
- ハム
- きゅうり
- コーン
などを混ぜればOK。
全部入れなくても大丈夫です。
ツナとマヨネーズだけでも、コーンとマヨネーズだけでもちゃんと一品になります。
材料をそろえすぎないほうが、普段のごはんでは続けやすいです。

じゃがいもを3〜4個まとめてつぶすなら、フォークよりマッシャーのほうがラクです。ポテトサラダやコロッケをよく作るなら、ひとつあると意外と出番があります。
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お弁当にも使える甘辛じゃがいも
じゃがいも3個を小さめに切り、レンジへ。
そのあとフライパンで表面を焼いて、
- しょうゆ……大さじ1
- みりん……大さじ1
- 砂糖……小さじ1〜2
を絡めます。
最後に白ごまを振れば完成。
冷めても食べやすいので、お弁当のおかずにも使えます。
飽きてきたらスープにする
何日かじゃがいも料理が続くと、
「もう焼いたじゃがいもはいいかな……」
となることもありますよね。
そんなときはスープに入れると、かなり雰囲気が変わります。
冷蔵庫整理にもなるコンソメスープ
じゃがいも3〜4個に、冷蔵庫に残っている野菜を足してしまいましょう。
たとえば、
- 玉ねぎ
- にんじん
- キャベツ
- ベーコン
- ウインナー
あたり。
全部食べやすい大きさに切って、コンソメで煮るだけです。
じゃがいもが入ると意外とお腹にたまるので、朝食ならパンを添えるくらいでも十分。
形が悪いじゃがいもはポタージュへ
少し小さかったり、形がいびつだったりするじゃがいもは、ポタージュにしてしまうのも手です。
じゃがいもと玉ねぎをやわらかく煮て、牛乳や豆乳を加えます。
ブレンダーがあればなめらかに。
なければ、フォークやマッシャーで少し粗めにつぶしてもOKです。

ポタージュをよく作るなら、鍋の中でそのまま使えるハンドブレンダーが便利です。ミキサーへ移し替えなくてもいいので、洗い物も増えにくくなります。
じゃがいものほか、かぼちゃやコーンのスープにも使えるので、スープをよく作る家庭なら使い道は広めです。
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見た目を気にせず使えるので、じゃがいもを大量にもらったときの残り最後のほうにも向いています。
下ごしらえだけまとめてやっておくと翌日がラク
じゃがいもが大量にあるとき、毎日皮をむくところから始めるのは結構面倒です。
なので、時間がある日に何個かまとめて加熱しておくと助かります。
ポイントは、最初から全部味付けしないこと。
やわらかくしたじゃがいもをそのまま取っておけば、
1日目はジャーマンポテト。
2日目はポテトサラダ。
3日目はチーズ焼き。
こんなふうに別の料理へ回せます。
大量のポテトサラダを作って3日食べるより、こっちのほうが飽きにくいです。
まとめて下ごしらえするなら、レンジ加熱から保存まで使える耐熱保存容器があると便利。
加熱したあと別の容器へ移し替えなくていいので、洗い物も少なくできます。
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切り方を変えるだけでも意外と飽きない
味付けを毎回考えるのが面倒なら、切り方を変えるだけでも違います。
| 切り方 | 向いている料理 |
|---|---|
| 細切り | ガレット・炒め物 |
| 薄切り | チーズ焼き・グラタン |
| 角切り | のり塩ポテト・スープ |
| 大きめ | 肉じゃが・煮物 |
| つぶす | ポテトサラダ・ポタージュ |
同じ塩味でも、細切りをカリカリに焼いたものと、大きめに切ってほくほくにしたものでは、かなり印象が違います。
大量にあるときほど、味付けだけでなく食感を変えるのがコツです。
男爵とメークイン、どっちを使えばいい?
スーパーでよく見るのが男爵とメークイン。
どちらでも料理はできますが、得意な料理が少し違います。
男爵はつぶす料理に使いやすい
男爵はほくほくしやすく、加熱すると崩れやすめ。
なので、
- ポテトサラダ
- コロッケ
- 粉ふきいも
- ポタージュ
などに向いています。
メークインは形を残したい料理に
メークインは比較的煮崩れしにくいので、
- 肉じゃが
- カレー
- シチュー
- 炒め物
などに使いやすいです。
とはいえ、家にあるもので作れば十分。
「絶対に男爵じゃないとダメ」というほど神経質にならなくても大丈夫です。
じゃがいもが大量にあるときの保存方法
じゃがいもは保存がきくイメージがありますが、置き場所は意外と大事です。
光に当たると緑色になりやすいため、紙袋や段ボールなどに入れて、暗くて涼しい場所へ。
直射日光が当たる場所や、暑くなりやすいところは避けます。
特に夏は室温が高くなりやすいので、「常温ならどこでもOK」とは考えないほうが安心です。
芽や緑色の部分があったらどうする?
保存していると、芽が出たり皮が緑っぽくなったりすることがあります。
じゃがいもの芽や緑色になった部分には、天然毒素のソラニンやチャコニンが多く含まれる場合があります。
芽は根元までしっかり取り、緑色の部分も厚めに取り除きます。
ただ、全体的にかなり緑色になっているものや、食べて苦味を感じるものは無理に使わないほうが安心です。
「火を通せば大丈夫」と思って使うのは避けましょう。
3日で使い切るならこんな献立でもOK
じゃがいもがかなり多いときは、こんな感じで回すとラクです。
1日目
メイン
じゃがいもと豚こまの甘辛炒め
副菜
サラダ
汁物
みそ汁
これだけでじゃがいもを4個前後使えます。
2日目
メイン
チーズガレット
副菜
野菜の和え物
汁物
コンソメスープ
前日とは味も食感もかなり変わります。
3日目
メイン
肉または魚料理
副菜
のり塩ポテト
汁物
じゃがいも入り野菜スープ
3日全部じゃがいもが入っていますが、料理の形が違うのでそこまで「またじゃがいも」という感じになりません。
まとめ|一度に全部使おうとしなくてOK
じゃがいもがたくさんあると、
「早く全部食べないと」
と思ってしまいますが、一気に片付けなくても大丈夫です。
まずは3〜5個使える料理をひとつ作ってみてください。
豚肉があれば甘辛炒め。
チーズがあればガレットやチーズ焼き。
ウインナーがあればジャーマンポテト。
残りは副菜やスープへ回せば、思っているより自然に減っていきます。
忙しい日はレンジを使えばいいし、毎日違う味付けを考えなくても、切り方や食感を変えるだけで十分です。
そして、下ごしらえが面倒に感じるところだけ、スライサーやレンジ調理器、ブレンダーなどの道具に頼るのもひとつの方法。
じゃがいもが大量にあるときこそ、頑張って凝った料理を作るより、家にあるものと合わせて気軽に使うくらいがちょうどいいと思います。

