クコの実って、杏仁豆腐の上にのっている赤い実というイメージが強いですよね。
いざ一袋買ってみると、そこで困るのが使い道。
杏仁豆腐をそんなに頻繁に作るわけでもないし、「残り、どうしよう」となりやすい食材です。
でも、クコの実はデザート専用ではありません。
夕食のスープに少し入れたり、朝のヨーグルトに散らしたり、おかゆに加えたり。普段食べているものに混ぜてしまえば、思ったより出番があります。
この記事では、クコの実の基本的な食べ方と、家にある食材で試しやすい簡単レシピをまとめました。
買ったまま袋が残っている人も、まず使えそうなものから試してみてください。
クコの実ってどんな味?そのまま食べられる?
クコの実は、小さな赤い乾燥果実です。
売り場や通販では、乾燥した状態の商品をよく見かけます。
見た目は小さめのドライフルーツ。乾燥したままだと少し歯ごたえがあり、ほんのり甘さがあります。
ただ、レーズンのように甘みが強いわけではありません。
この控えめな味のおかげで、ヨーグルトや杏仁豆腐だけでなく、スープやおかゆにも合わせやすいんです。
赤色が入るので、白っぽい料理に少しのせるだけでも雰囲気が変わります。
クコの実の食べ方は3通り
難しく考えなくても、
- そのまま食べる
- 水で戻す
- スープなどで煮る
だいたいこの3つを覚えておけば困りません。
そのまま食べる
商品によっては、乾燥したまま食べられます。
ちょっとつまんだり、グラノーラに混ぜたりするならこのままで。
ただし、乾燥しているので食感はややかためです。
「思っていたよりかたいな」と感じたら、無理にそのまま食べなくても大丈夫。水で戻すか、スープに入れてしまったほうが食べやすくなります。
そのまま食べる場合は、商品の表示も確認してください。
サラダやデザートに使うなら水で戻す
杏仁豆腐やサラダにのせるなら、水で戻しておくとやわらかくなります。
使う分だけ小さな器に入れて、水に浸しておけばOKです。
一袋まとめて戻す必要はありません。
ヨーグルトに入れるなら朝食分だけ、杏仁豆腐なら家族分だけ。
このくらいのほうが扱いやすいです。
スープならそのまま入れる
個人的にいちばんラクだと思うのが、この使い方。
夕食でスープを作る日に、乾燥したクコの実をそのまま鍋へ入れます。
煮ている間に水分を含むので、先に戻す工程がありません。
「薬膳料理を作ろう」と思わなくても、鶏肉と白菜のスープに数粒入れるだけでいいんです。
なつめが余っているなら、一緒に使っても。
→なつめの食べ方は?そのまま・スープ・おやつなど簡単アレンジを紹介
クコの実を使った簡単レシピ
ここからは、普段の献立に入れやすいものだけ紹介します。
クコの実のために新しい料理を覚えるというより、いつもの料理に混ぜるイメージです。
鶏肉と野菜のスープ
最初の一品なら、やっぱりスープが簡単です。

使うのは、普段スープに入れているような材料で構いません。
たとえば、
- 鶏もも肉
- 白菜
- きのこ
- 長ねぎ
- クコの実
- 鶏がらスープの素
- 塩、こしょう
この組み合わせ。
先に鶏肉と野菜を煮て、クコの実は途中から加えます。
これだけです。
クコの実を使うとなると、八角や知らないスパイスまで揃えたくなりますが、最初からそこまでやらなくても十分。
いつもの鶏肉スープに赤い実が数粒入るくらいのほうが、「普段のごはん」として続けやすいです。
サラダにぱらっと
スープ以外なら、サラダにも使えます。
水で戻したクコの実を、レタスや水菜などの上に散らします。
蒸し鶏やナッツが入ったサラダとも合わせやすいです。
クコの実自体の味を強く出すというより、食感と赤い色を足す感じ。
冷蔵庫に葉物野菜が残っている日の使い道として覚えておくと便利です。
朝はヨーグルトへ
料理するほどでもない朝は、ヨーグルトへ。
プレーンヨーグルトにクコの実を少し加えて、グラノーラやナッツがあれば一緒に入れます。
食感が気になるなら、先に水で戻しておきます。
これなら包丁もフライパンもいりません。

クコの実って、一回に大量に使うものではないので、こういう「ちょい足し先」があると意外と減っていきます。
なつめを小さく切って一緒に入れてもいいですね。
中華風のおかゆに
おかゆにもよく合います。
白がゆに入れてもいいですし、鶏肉やきのこ、しょうがを入れた中華風のおかゆに少し加えても。
白っぽいおかゆに赤色が入るので、見た目も少し華やかになります。
寒い朝など、スープとは違う使い方をしたい日に覚えておくと重宝します。
杏仁豆腐にはやっぱり相性がいい
定番も外せません。
水で戻したクコの実を、市販の杏仁豆腐にのせるだけでも十分です。
わざわざ杏仁豆腐から手作りしなくてもOK。
ミルクプリンやヨーグルト、透明感のあるゼリーなどにのせても赤色が映えます。
「お菓子作りはしないけれど、クコの実が残っている」というときにも使えますよ。
クコの実はいつ入れる?
スープに入れるとき、最初から煮るのか最後に入れるのか迷いますよね。
長時間煮込まなくても大丈夫です。
クコの実は小さいので、料理の後半に加えて少し煮ればやわらかくなります。
入れ忘れていたら、仕上げ近くでも構いません。
逆に、サラダやデザートのように加熱しない料理なら、先に水で戻しておく。
ざっくり、
煮るもの→そのまま入れる
のせるもの→戻してから
と覚えておくと分かりやすいです。
一度にたくさん使わなくていい
クコの実を買うと、「早く使い切らなきゃ」と思ってつい多めに入れたくなります。
でも、一度にたくさん使わなくても大丈夫です。
今夜のスープに少し。
翌朝はヨーグルトに。
週末のおかゆにも少し。
こんな感じで、いくつかの料理に分けて使ったほうが飽きません。
特別な食材として構えるより、乾物のひとつくらいに考えておくほうがラクです。
甘いもの以外にも使える
クコの実が余りやすい原因のひとつは、「デザート用」と決めてしまうことかもしれません。
杏仁豆腐やヨーグルトはもちろん合います。
でも、スープ、おかゆ、サラダにも使えます。
夕食がスープならそこへ。
朝はヨーグルト。
食欲がない日はおかゆ。
その日の献立に合わせて行き先を変えれば、一袋を持て余しにくくなります。
クコの実を買うなら、ここをチェック
通販で探してみると、クコの実はかなり種類があります。
最初に見るなら、内容量と袋の形。この2つで十分です。
最初から大容量を選ばない
クコの実は一度にたくさん使う食材ではありません。
初めて買うなら、小容量のものから試したほうが気楽です。
何度か使って、
「スープによく入れる」
「毎朝ヨーグルトに使う」
というペースが分かってから大袋へ変えても遅くありません。
安さだけで大容量を選ぶと、あとで「全然減らない……」となることもあります。
粒の大きさも見ておく
商品によって、粒の大きさには少し違いがあります。
スープならあまり気になりません。
杏仁豆腐やヨーグルトにのせたいなら、商品写真で大きさを見ておくと完成したときのイメージがしやすいです。
原材料や加工方法などの商品表示も、購入前に確認しておきましょう。
チャック付きの袋だとラク
これは地味ですが、かなり重要です。
クコの実は一度で使い切らないので、開封後に閉じられる袋だと扱いやすいです。
毎回クリップで留めたり、保存容器へ移したりするのが面倒なら、チャック付きかどうかもチェックしておくと後がラクです。
クコの実はどこで売ってる?
クコの実は、中華食材を扱うスーパーや輸入食品店、専門店などで見つかることがあります。
ただ、近所のお店では種類が少なかったり、取り扱いそのものがなかったりすることもあります。
いくつか比べたいなら、通販で探すほうが早いです。
楽天市場では、
- クコの実の小容量タイプ
- 大容量タイプ
- なつめとクコの実のセット
- 複数の乾燥食材が入ったセット
などが見つかります。
初めてなら、クコの実だけを小さめの袋で試すのもあり。
「なつめも使ってみたいな」という人なら、少量ずつ入ったセットも選びやすいです。
なつめの食べ方はこちらでまとめています。
→なつめの食べ方は?そのまま・スープ・おやつなど簡単アレンジを紹介
クコの実が余ったら、まず明日のごはんに入れてみる
クコの実を使い切るために、新しい薬膳料理を覚える必要はありません。
今夜スープを作るなら、そこへ数粒。
明日の朝ヨーグルトを食べるなら、少しのせる。
おかゆの日にも使えます。
それくらいで十分です。
杏仁豆腐のためだけに置いておくと、どうしても出番が少なくなります。
「何を作ろう?」ではなく、「今日食べるもののどこに入れられるかな」と考えると、ぐっと使いやすくなりますよ。

