せいろを買ったものの、
「結局いつもキャベツとブロッコリーばかり」
「お肉も入れたいけど、何を合わせたらいいんだろう?」
と迷うこと、ありませんか。
私なら、せいろの献立は主菜を1つ決めて、野菜を2〜3種類足すくらいで考えます。
たとえば、
- 豚肉+キャベツ+きのこ
- 鮭+ブロッコリー+かぼちゃ
- 鶏肉+さつまいも+葉物野菜
こんな感じです。
あとはご飯を添えれば、もう一食としてまとまります。
毎回きちんと「せいろレシピ」を探さなくても、冷蔵庫にあるものから組み合わせれば大丈夫。
この記事では、朝・昼・夜に使いやすいせいろ献立と、「何を一緒に蒸せばいい?」と迷ったときの考え方をまとめます。
せいろ献立は「主菜+野菜」で決めるとラク
せいろというと、蒸し野菜をたっぷり入れるイメージがありますよね。
もちろん野菜だけでもおいしいのですが、毎日のごはんとして使うなら、先にお肉や魚を決めてしまうほうが私は献立を考えやすいと思います。
ざっくり組み合わせるなら、こんな感じです。
| メイン | 合わせやすい野菜 | 主食 |
|---|---|---|
| 豚肉 | キャベツ・もやし・きのこ | ご飯 |
| 鮭 | ブロッコリー・かぼちゃ・きのこ | ご飯 |
| 鶏肉 | 白菜・にんじん・きのこ | ご飯 |
| 点心 | 白菜・青菜 | ご飯・中華まん |
たとえば冷蔵庫に豚肉があれば、
「じゃあキャベツとしめじも入れよう」
くらいで十分です。
最初から5種類も6種類もそろえようとすると、かえって面倒になってしまいます。
まずは、
主菜1種類+野菜2種類くらい
から始めると、普段のごはんに取り入れやすいですよ。

ワンプレートせいろの献立例
ここからは、わが家の夕食を考える感覚で組み合わせ例を見ていきます。
なお、食材の厚みや量、せいろの大きさ、火力によって蒸し時間は変わります。
特に肉や魚は「○分蒸したからOK」ではなく、中までしっかり火が通っているかを確認してください。
豚肉の日はキャベツやもやしを一緒に
冷蔵庫に豚肉がある日は、かなり献立を決めやすいです。
たとえば、
- 豚しゃぶ肉+キャベツ+しめじ
- 豚バラ+白菜+もやし
- 豚ロース+にんじん+えのき
あたりは組み合わせやすいです。
私はこういう日は、野菜を下にして、その上に豚肉をふわっと広げるイメージで考えます。
豚肉をぎゅっと重ねてしまうと火が通りにくくなるので、なるべく広げておくほうが安心です。
味付けは、食べるときにポン酢やごまだれをかければ十分。
先に味を決めなくていいので、そこも気楽です。
豚バラ・豚しゃぶ肉・豚ロースの違いや蒸し時間は、豚肉の記事で詳しくまとめます。
→ 豚肉のせいろ蒸しは何分?野菜の組み合わせとおすすめのたれを紹介
鮭の日はかぼちゃやきのこを合わせる
「今日は魚にしたいな」という日は、鮭が使いやすいです。
合わせるなら、
- 鮭+ブロッコリー+しめじ
- 鮭+かぼちゃ+玉ねぎ
- 鮭+キャベツ+きのこ
など。
これにご飯があれば、夕食としてかなりまとまります。
味はポン酢でもいいですし、レモンを少し添えてもさっぱり食べられます。
味噌系のたれにすると、ご飯にもよく合います。
鮭は、生鮭・塩鮭・冷凍鮭で味や使い勝手が違います。
「何を買えばいい?」というところから迷っている方は、こちらも参考にしてください。
野菜をたっぷり食べたい日は点心を足す
今日は野菜中心にしたい、という日もありますよね。
そんな日は、
- キャベツ
- ブロッコリー
- にんじん
- かぼちゃ
- れんこん
- きのこ
など、家にあるものを何種類か入れます。
ただ、野菜だけだと「ちょっと物足りないな」となることも。
そんなときは、冷凍シュウマイや餃子を少し足すと、急に一食らしくなります。
卵や豆腐を合わせるのもいいですね。
野菜は種類によって火の通り方がかなり違うので、根菜と葉物をまったく同じように扱わないのがコツです。
詳しい組み合わせや蒸し時間は、野菜の記事でまとめています。
→ せいろで蒸す野菜おすすめ一覧|蒸し時間とおいしい組み合わせも紹介
秋冬はさつまいもを入れると満足感が出る
秋冬になると、せいろに入れたくなるのがさつまいもです。
たとえば、
- 豚肉+さつまいも+ブロッコリー
- 鶏肉+さつまいも+きのこ
- さつまいも+葉物野菜+卵
など。
さつまいもが入るだけで、ちょっと食べ応えが出るんですよね。
朝ごはんなら、さつまいもと卵、野菜くらいでもまとまります。
ただし、さつまいもは切り方で蒸し時間がかなり変わります。
丸ごと蒸すのと、小さく切ってほかの食材と一緒に蒸すのでは別物と考えたほうがいいです。
→ さつまいもをせいろで蒸す時間は?切り方とおいしく仕上げる蒸し方
朝・昼・夜でせいろの中身を変えてみる
せいろは夕食だけに使わなくても大丈夫です。
「せいろ=ちゃんとした料理」と思うと出番が減ってしまうので、朝や昼にも気軽に使うくらいがちょうどいいと思います。
朝はパン・卵・ウインナーくらいでOK
朝から何品も用意するのは大変ですよね。
なので朝は、
- パン
- 卵
- ウインナー
- ブロッコリー
- キャベツ
くらいで十分です。
冷蔵庫の残り野菜を少し足すだけでも、朝ごはんらしくなります。
ウインナーなどの肉加工品や卵は、商品の表示を確認しながら必要な加熱をしてください。
昼は「ご飯+主菜+野菜」で考える
お昼は、夜より少し軽めでもいいので、
ご飯+お肉か魚+野菜
くらいが作りやすいです。
たとえば、
- 豚肉+キャベツ+しめじ+ご飯
- 鮭+ブロッコリー+かぼちゃ+ご飯
- 冷凍シュウマイ+白菜+青菜+ご飯
など。
前日のご飯が残っているなら、せいろではおかずだけ作るのもアリです。
冷凍食品をうまく使うと、「お昼どうしよう」と考える時間も減らせます。
夜はお肉や魚を少し多めに
夜ごはんなら、朝や昼より主菜を少し多めにすると満足しやすいです。
一段なら、野菜とお肉を一緒に。
二段あるなら、上と下で分けてもいいですね。
「副菜をもう一品作らなきゃ」と考えず、せいろの中にお肉と野菜が入っていれば十分。
そう思うくらいのほうが、私は続けやすいと思います。
せいろで一緒に蒸すときに気をつけたいこと
ワンプレートせいろは便利ですが、冷蔵庫にあるものを何でも同時に入れればいい、というわけではありません。
ちょっとだけコツがあります。
火の通りが近いものを合わせる
同じタイミングで蒸しやすいのは、火が通る時間が近い食材です。
たとえば、薄切り肉と葉物野菜なら合わせやすいですが、大きく切ったにんじんとキャベツでは仕上がる時間に差が出ます。
火が通りにくいものは、
- 薄めに切る
- 小さめに切る
- 少し先に蒸し始める
と調整しやすいです。
ぎゅうぎゅうに詰めない
「せっかくだからたくさん入れよう」と詰め込みたくなるのですが、入れすぎると蒸気が回りにくくなります。
特にお肉は、重なったまま固まっていると中まで火が通りにくくなります。
少し隙間が見えるくらいで並べておくと扱いやすいです。
肉や魚の汁が落ちる場所を考える
二段のせいろを使うときは、ここも少し気をつけたいところです。
生の肉や魚から出た汁が、そのまま食べる食品にかからないように配置します。
生肉や生魚を触った箸やトングも、そのまま食卓では使わないようにしましょう。
ご飯は無理に一緒に蒸さなくてもいい
「せっかくならご飯まで全部せいろで」と思うかもしれません。
炊いたご飯を温め直すことはできますが、最初から何もかも一緒に仕上げようとすると、少し難しくなります。
最初のうちは、
ご飯は炊飯器、主菜と野菜はせいろ
くらいに分けるほうが気楽です。
慣れてきたら、せいろでのご飯の温め直しなどを試していけば十分だと思います。
せいろ献立用にあると助かる食品
「今日はせいろにしよう」と思っても、そこから肉を切って魚の骨を取って……となると、急に面倒になりますよね。
そんな日に助かるのが、下ごしらえが少なくて済む食品です。
家にあると使いやすいのは、
- 骨取り魚
- 豚しゃぶ肉
- 冷凍シュウマイ
- 冷凍野菜
- お米
- ポン酢
- ごまだれ
あたり。
全部そろえる必要はありません。
自分がよく使うものを2〜3個ストックしておくだけでも違います。
骨取り魚は平日の魚ごはんに便利
魚を食べたいけれど、骨を取るのがちょっと面倒。
そんな日に骨取り魚があると助かります。
冷凍で一切れずつ使えるタイプなら、必要な分だけ出せるのも便利です。
商品によって解凍方法や加熱方法が違うので、そこはパッケージを確認してください。
豚しゃぶ肉は献立を考えやすい
豚しゃぶ用の薄切り肉は、
「今日は何を入れよう」
と迷った日に使いやすいです。
キャベツでも白菜でも、もやしでもきのこでも合わせやすいので、冷蔵庫整理にも向いています。
冷凍点心があると一品考えなくて済む
冷凍シュウマイや餃子も便利です。
白菜や青菜と一緒に蒸せば、それだけでかなりそれらしくなります。
商品によって調理方法が違うので、せいろで使えるか、どのくらい加熱が必要かは表示を確認してください。
せいろ献立でよく迷うこと
何種類くらい入れればいい?
最初は、
主菜1種類+野菜2〜3種類
くらいで十分です。
種類が増えるほど、火の通り方をそろえるのが難しくなります。
慣れていないうちは「ちょっと少ないかな?」くらいでちょうどいいと思います。
ご飯も一緒に蒸せる?
炊いたご飯をせいろで温めることはできます。
ただ、肉や野菜と同時に仕上げようとすると、量や容器によって加熱時間を調整する必要があります。
最初はご飯だけ別にしたほうがラクです。
冷凍食品を入れても大丈夫?
せいろで使える冷凍食品もあります。
ただし、すべての冷凍食品がせいろ向きとは限りません。
シュウマイや野菜なども、まずは商品の調理表示を確認してください。
一段と二段、どう使い分ける?
一段なら、お肉や魚と野菜を一緒に並べるワンプレート型が使いやすいです。
二段あるなら、
- 上と下で食材を分ける
- 主菜と野菜を分ける
- 火の通り方で場所を変える
などができます。
ただし、生の肉や魚を入れるときは、汁がほかの食品に落ちないようにしてください。
クッキングシートは敷いたほうがいい?
必ずしも必要ではありません。
魚や肉がくっつくのを防ぎたいときや、汁が気になるときには使いやすいです。
ただ、せいろの底を全部ふさいでしまうと蒸気が通りにくくなるので、穴あきタイプなどを使う方法もあります。
今日のせいろは「冷蔵庫にあるもの」から決めればOK
せいろ献立は、毎回レシピどおりに作らなくても大丈夫です。
迷った日は、
お肉か魚を1つ決める
↓
野菜を2〜3種類足す
↓
ご飯を添える
くらいで考えてみてください。
豚肉の日があってもいいし、鮭の日があってもいい。
冷凍シュウマイに頼る日があってもいいですよね。
せいろを特別な料理道具にしてしまうより、「今日あるもので蒸そう」くらいにしたほうが出番は増えます。
野菜の蒸し時間や組み合わせを詳しく知りたい方は、
→ せいろで蒸す野菜おすすめ一覧|蒸し時間とおいしい組み合わせも紹介
豚肉を使うなら、
→ 豚肉のせいろ蒸しは何分?野菜の組み合わせとおすすめのたれを紹介
魚の日はこちら。
秋冬なら、さつまいもも使いやすいです。
→ さつまいもをせいろで蒸す時間は?切り方とおいしく仕上げる蒸し方

